セブ島留学は1週間からできるため、忙しい社会人でも留学できます。
しかし、1週間という超短期間の留学ははたして意味があるのか?
また、セブ島1週間留学にかかる費用はいくらか?

この記事では、セブ島に6ヶ月間留学し、その後6ヶ月セブ島の語学学校でインターンをした私が、実体験も踏まえて紹介します。
- 1週間のフィリピンセブ島留学の費用はいくら?
- 1週間のフィリピンセブ島留学は意味あるの?
- 1週間留学で英語力は伸びるの?
1週間のセブ島留学の費用【約18万円】
実際に1週間のセブ島留学で費用はいくらかかるのか。
以下に、例としてセブ島の語学学校「QQ English」での1週間の留学費用をモデルに算出しました。
- 留学期間:1週間(レッスン5日)
- プラン:マンツーマンレッスン4レッスン+グループレッスン/日
- 寮込み
- 食事(1日3食)
すると、1週間のセブ島留学で約18万円かかることがわかりました。
| カテゴリ | 項目 | 参考費用 |
|---|---|---|
| 学費 | 授業料・滞在費・食費 | 6万円 |
| 教材費 | 0.4万円 | |
| 入学金 | 2.1万円 | |
| その他語学学校へ支払う費用 | 海外送金手数料 | 0.4万円 |
| 祝日開講手数料 | 0.5万円 | |
| SSP代 | 2.5万円 | |
| 渡航費 | 航空チケット | 4万円 |
| 生活費 | 娯楽費 | 1万円 |
| 雑費(通信費、交通費など) | 1万円 | |
| 合計 | 17.9万円 |
※娯楽費や生活費は、その人がどのような過ごすかによって変わるので参考までに
SSP費用と航空チケット代が短期留学者にとって結構高い

SSPってなにー?
SSP(Special Study Permit)とは、フィリピンの語学学校で勉強するための就学許可証のことで、フィリピン法務省管轄の移民局から発行されるものです。
SSPは、例えば1週間留学する人も6ヶ月留学する人もSSP代(約2.5万)と同じ金額かかります。(6ヶ月以上留学する人は2回目の再申請が必要です)
なので、短期留学の人は少し勿体無い感があります。
また、航空チケット代も、言うまでもなく留学する期間の長さに関係なく費用かかってきます。
なので、SSP費用と航空チケット代が短期留学者にとって結構高い費用項目になります。
1週間のセブ島留学、実際どうなの?
英語力は(劇的には)伸びない
1週間のセブ島留学で、英語力が急激に伸びることないです。
一週間でTOEICのスコアが500→800にならないし、英語がペラペラにもなりません。
しかし、1週間という超短期留学でできることは、スパルタ式学習環境に身を置き「強制的に毎日8時間以上英語で話す環境をつくること」で英語学習へのモチベーションが上がり、学習習慣が身に付き、今後の英語学習で生きる点だと思います。
人生の「転機」になり得る
それと、1週間留学は、英語が好きになる「きっかけ」や人生の「転機」に超なります。
例えば、
- 英語嫌いの学生が英語を好きになり、その後得意科目になったり
- 英語を使った職業(CAや海外商社など)へ転職するきっかけになったり
- フィリピンセブ島の虜になって、セブで就職したり
- フィリピン人彼女ができたり?
などの人は実際にいました。
正直、「1週間は足りない」と思う
「せめてあと一週間、なんなら1ヶ月は留学したい」と思う人はほんとーーに多いです。
1週間はあっという間です。短いです。
留学生活にもう少しで慣れそう、という時に留学が終了してしまいます。
1週間でも英語力は劇的には伸びないにしろ、真面目に勉強していれば力は付きますが少しです。
しかし、1ヶ月や3ヶ月留学すると、留学中に自身の英語力が付いた変化に気づきます。
また、1週間留学でも、人との出会いがあり友達を作れますが、もう少し長い期間留学すれば、より沢山の友人ができたり、フィリピン人講師と仲良くなったり、人と深い関係を築けます。
まとめ
1週間のセブ島留学にかかる費用の総額は約18万円と、決して安いとは言えません。
それに、1週間のセブ島留学で英語力も劇的には伸びません。
しかし、1週間のセブ島留学は人生の「転機」になり得ます。
正直、これが一番大きい収穫だと思います。
1週間でもセブ島留学すれば、普段日本では会えない色んな人と出会い、そして日常生活で英語を使い、日本とは全く異なる環境で色んな体験ができます。
ただテキストを使った勉強をしたいなら、日本でできちゃいます。
けれど、それでは味わえない体験や経験がセブ島留学でできます。
- 英語学習のモチベーションを上げたい
- 留学中にのみ英語力を伸ばそうと考えず、帰国後も英語学習を継続し英語力を伸ばそうと考えている
- 日本で味わえない色んな経験をしたい

皆さんのセブ島留学が充実したものになることを願っています。
